
大槌町は、海と山、そして人がつながる場所。
自然とともに生きる暮らしが、今もこの町に息づいています。
海の恵み、山の恵み、人の営み、その重なりが、大槌ならではの風景と文化をつくってきました。
私たちは、「見る旅」から「関わる旅」へ。
ふれることが学びになり、関わることが物語になり、心に残る旅を育てています。
自然と人が、やさしくつながり、また帰ってきたくなる。
そんな旅が、ここにはあります。
大槌町の未来に向けて
大槌町では、東日本大震災の経験を経て、地球規模で進む自然環境の変化とも向き合いながら、海・山・人があらためてつながり直し、このまちの未来をどう描いていくのかを考えていくタイミングを迎えています。

変わりはじめている海と森の景色
磯焼けによる藻場減少や生態系劣化など、自然環境は少しずつ変化しています。守る取り組みは続いていますが、関わる人やつながりは、まだ十分に広がりきっていません。

点の体験から、物語の旅へ
観光資源や取り組みが点在し、地域の魅力や活動が、まだひとつの「物語」としてつながりきれていません。旅の体験を、地域の価値として育てていくことが求められています。

未来の力になるために
旅を通して生まれる人の関わりや時間が、環境を守る活動や人づくりへと、つながりきれていない今があります。その関わりが、地域の未来を支える力になる仕組みが求められています。
私たちが目指す未来のカタチ

大槌町が目指しているのは、訪れることが自然を守ることにつながり、体験することが再生を生み、関わることが地域の未来を育てていく、新しい旅のかたちです。
藻場再生や環境保全の取り組みは、特別な活動ではなく、このまちの大切な日常の一部。それを旅の体験としてひらいていくことで、訪れた人の学びや時間が地域を支える力として少しずつ還っていきます。
旅人はただ訪れる人ではなく、自然や地域の未来を一緒につくっていく存在へ。
その旅は、消費する旅から、関わり、育てていく旅へと変わっていきます。
このやさしいめぐりが、自然を守り、地域を育て、次の世代へとつながっていきます。